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献血のメリット!献血出来ない人はどんな人?所要時間・副作用や痛みは?【夫婦の献血体験談】

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私達夫婦は定期的に献血に行っています。

初めて行ったのは約3年前ですが、それまでは献血といったら勝手に”怖い”イメージを持っていました。

みかん

自分の血をたくさん抜かれるなんて本当に危なくないの?

夫と初めて献血に行った時、良い意味で想像とあまりにかけ離れた献血センターの雰囲気や設備・サービス内容に驚きました。

今までの悪いイメージが一瞬で消え去りました。

しかも、献血に行くと、これ本当に無料で良いの?という気持ちさえ出てくるくらいサービスやメリットが沢山ありました。

細かい血液検査の結果も教えてもらえるので、無料で健康診断を受けているような感覚です。

今回は、献血に行ってみたいけど怖い・不安という方や、献血ってどんな感じだろう?と興味がある人に

献血の様々な疑問が解決する詳しい内容とリアルな体験談をお伝えします。

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献血について

献血ルームの雰囲気

献血する場所は大きく分けて、

①献血ルーム(建物内などにある固定の献血専用スペース。地域それぞれに建てられている)
②献血バス(ショッピングモールや街中などで見かける移動式の献血スペース。バスの車内で献血を行う)

の2パターンありますが、今回説明するのは①の献血ルームについてです。

献血ルームに初めて行った時は、「お洒落なカフェみたい!」と思ったほどすごく綺麗な所でした。

図書館のような落ち着いた雰囲気の待合室があって、そこには漫画や雑誌がたくさん置いてあり、無料でお菓子や色んな飲み物が用意されています

飲み物はカップの自販機が何台か置かれていて、無料で飲めるようになっています。勿論、飲み放題です。

お菓子の種類は場所によって違うと思いますが、私が行ったことのある献血ルームでは、献血後にお菓子とは別でアイスが貰える所もありました。

献血ルームに入った時点で、既に献血のイメージが変わるくらいにとても良い雰囲気でした。

 

献血の種類と所要時間

献血の種類

献血には全血献血成分献血があります。

全血献血・・・200mlと400mlがあり抜いた血がそのまま提供されます。
成分献血・・・血小板成分献血と血漿成分献血があり、機械で血小板や血漿といった特定の成分だけを採血し赤血球を再び体内に戻す方法です。

抜く量は体重によって変わります。

全血献血の場合、体重が50キロ以上の人は大体の人が400mlになります。

50キロ以上だけど200mlが良いと言う人は体重を少し軽めに40キロ台で書きましょう

 

所要時間

全血献血は単純に血を抜くだけなので、所要時間は10〜15分程度です。

成分献血は血の中の必要な成分だけを採って、残りを体内に戻す作業をするので、採血量に応じて変わりますが所要時間は40〜90分程度になります。

 

献血が出来ない人

下記項目に当てはまる人は献血が出来ない場合があります。

献血を断られる人↓

✔️3日以内に出血を伴う歯科治療(抜歯、歯石除去等)を受けた方

✔️4週間以内に海外から帰国(入国)した方

✔️1ヶ月以内にピアスの穴をあけた方

✔️6ヶ月以内に下記に該当する方
不特定の異性または新たな異性と性的接触があった
男性同士の性的接触があった
・麻薬、覚せい剤を使用した
上記3点に該当する人と性的接触をもった

✔️今までに下記に該当する方
・輸血(自己血を除く)や臓器移植を受けた
・ヒト由来プラセンタ注射薬を使用した
・梅毒、C型肝炎、マラリア、シャーガス病院にかかった

✔️下記いずれかに該当し、中南米諸国(メキシコを含むがカリブ海諸国は除く)を離れてから6ヶ月以上経過していない
・中南米諸国で生まれた、または育った
・母親または母方の祖母が中南米諸国で生まれた、または育った
・中南米諸国に連続して4週間以上滞在、または居住したことがある

✔️ジカウイルス感染症(ジカ熱)と診断され、治療後1ヶ月間を経過していない方

✔️エイズ検査が目的の方

献血を受けられない人の項目は意外にたくさんあります。

ちなみに私の友人で、歯科治療は行っていなかったけど、手の指に小さな切り傷があり絆創膏に血が滲んでいたので献血を断られた人もいました。

献血って健康なら誰でも受けられると思っていたのですが、そうではないんですよね。

 

ちなみに下記に当てはまる人↓

✔️3日以内に薬を服用した方

✔️一年以内に予防接種を受けた方

✔️海外滞在歴について
・3年以内に外国(ヨーロッパ、米国、カナダを除く)に滞在した方
・昭和55年以降、ヨーロッパ、サウジアラビアに通算1ヶ月以上滞在した方

は、大丈夫なケースと無理なケースがあるので職員さんに申し出て下さい

上の二つについては、薬の種類や予防接種の種類によって大丈夫な場合と断られる場合があるみたいです。

 

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献血の流れ

受付

献血ルームに行ったらまず受け付けをします。

初めての方は、初めてだと伝えると必要項目を記入してから丁寧に説明をしてもらえて、しっかり案内して貰えるので安心して下さい

二度目以降は、献血カードがあるのでそれを受付で渡し、タッチパネルで健康状態やいくつかの質問に答えていきます。

 

事前検査

項目チェックが終わり献血を受けられる場合、受け付けでスポーツドリンクを一本貰えます。(要らない方は断れます)

血を抜くため、水分補給が大切なので献血前や献血中こまめに水分補給をするように促されます

全血献血か成分献血か希望を伝えますが、事前検査によって全血献血しかできない場合や、逆に成分献血を勧められることもあります。

 

まず最初に血圧を測定します。

次に問診室で医師の問診を受けます。

私は全血献血と成分献血両方したことがありますが、成分献血の採血量は体重によって細かく変わってくるようで、体重が曖昧だった際はその場で体重測定がありました。

事前検査カウンターで検査用の採血をします。

血液型の種類や型、血液の状態などチェックします。

みかん

思っていた血液型と違った場合もここで判明するね!

血の状態を確認して、血液中の水分量などによっては、成分献血から全血献血に変更される場合や、成分献血を勧められたりします。

以前、夫と二人で成分献血を受ける予定で献血に行った際に、事前検査で夫の血の中の水分量が少ないことから全血献血に変更になったことがありました。

なすび

起きてからあまり水分を摂らず献血に行ったからかな??

逆に、その前に献血に行った際は、全血献血の予定でしたが、夫の血の状態がとても良かったみたいで、成分献血に変更してもらえませんか?と言われていました。

その日によって血の状態は変わってくるので、毎回事前検査は必要になります。

 

献血開始

事前検査が終わると、いよいよ献血です。

一人ずつ歯医者にあるような椅子にもたれながら献血します。

それぞれに小さなモニターがついていて、テレビを見たりできるのであっという間に時間は過ぎます。

希望の方はDVDリストから好きなDVDを見ることもできます。

 

献血の痛みは?

献血の針は、事前検査で使用する通常の採血の針とは違い少し太い針です。

初めて献血した時は、針を刺すところを凝視してしまい、余計に痛く感じたので、2回目以降は見ないようにしています。

痛い痛くないは正直、針を刺す看護師さんによっても大きく変わってきます

普通に痛いと思う時もあれば、事前検査の細い針の時の方が痛くて、献血の時は全然痛くなかったということもありました。

普段の採血と同じように、採血する看護師さんの腕によって上手い下手があるのでこればかりは運です。笑

 

献血が終わった後の注意点

献血が終わったら、ある程度休憩してから帰るように説明を受けます。

抜いた血の量によって時間は変わってきますが、30分から1時間程度は飲み物を飲んだりしながらゆっくりしてから帰ってくださいと言われるので、お菓子を食べたりジュースを飲みながらのんびり過ごします。

終わってのんびりしていると粗品を貰えたりします

粗品は場所によって違ってくると思いますが、コーヒーやキーホルダーやボールペンや膝掛けなど….様々です。

 

献血をした日は、

・献血後2時間以内の入浴と当日のサウナは避ける

・水泳、マラソンなど激しいスポーツは避ける

・針を刺した腕で重い荷物を持たないようにする

などに気をつけて下さい。

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血液検査の結果

献血をすると血液検査の結果を教えてもらうことができます。

希望する場合は、献血を受けて約2週間後くらいにハガキで送られてきます。

日本赤十字の会員サイト、ラブラッドに登録すると、献血に行った翌々日には血液検査の結果をネットで確認することが出来ます!

みかん

ラブラッドにログインして”献血記録を見る”をクリックするとすぐに確認できるよ!

私は初めて献血行った時にサイトに登録したら、ひざ掛けをプレゼントしてもらえたよ。

献血でわかる血液検査の項目

生化学検査 7種類、血球計数検査 8種類の結果を知ることができます。(↓日本赤十字社サイト画像)

             血球計数検査サービス内容

健康診断の血液検査より細かいんじゃないか?と思うくらい沢山の項目です。

実際健康診断にはない項目まであったりします。これが無料で分かるのが凄いですね。

上記の血液検査の結果は希望する全員に送られてきます。それとは別に、検査で異常を認めた場合のみ通知される項目もあります。

異常があった場合のみ通知される項目は下記です↓
・B型、C型肝炎ウイルス検査
・梅毒検査
・HTLV-1検査
・T.cruzi検査(シャーガス病の安全対策の対象者のみ)
※検査目的の献血を防止するためにエイズウイルス(HIV)検査は通知されません。

もちろん献血なので、健康診断で行う、視力検査・検尿検便・聴力検査・X線などはありませんが、

献血することによって無料でここまでしっかり血液検査の結果が分かるとある程度の健康状態を知ることは出来そうですね。

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献血の副作用は?

沢山、血を抜くけど副作用は大丈夫?と心配な方も多いと思います。

私や夫は何度か献血に行っていますが、特に副作用が起こったことはありません。

念の為に、献血を行った場合起こる可能性のある副作用について、説明を受けた際に貰ったチラシに書いてあった内容を一部記載しておきます。

献血を行なった場合、採血針を刺したところに針の跡が残ることがあります

また、献血時に下記の症状が起こった場合はすぐに近くの職員に知らせて下さい。↓

・針を刺した時に強い痛みや痺れがある場合。
・気分不良やめまい等の症状がある場合。
・口唇や手指のしびれ感などがある場合。
・皮下出血がある場合。

あとは、十分に休憩を取った後、会場を離れてからも気分が悪くなったり稀に失神を起こすことがあります。

症状が現れた場合は、すぐにしゃがむか横になってください。

仰向けになり足を高くして30分程度安静にすると症状は和らぎます。

 

以上です。

元々貧血の方などは、フラつくこととかあるかもしれませんね。

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まとめ

私の体験した感想では、

とても綺麗な図書館のような漫画喫茶のような待合室もあって全く怖くない!むしろ落ち着く

・お菓子や飲み物も無料で飲み放題!

・粗品が貰えることもある!

・献血すると無料で細かい血液検査の結果や自分の健康状態が知れる!

人の命を救う手助けが出来る

とメリットが沢山。

(献血が痛いか痛くないかは、人による&針を刺す看護師さんの腕による)

 

正直、本当に誰かの役に立つのか、その現場を実際に見ることがある人は少ないと思うので、誰かの役に立っている実感が湧きにくいと思います。

私もその一人でしたが、身内に輸血で救われた経験のある人がいて、それからはより身近なことに感じるようになりました。

私や私の周りでは、副作用が起こったことのある人はいませんが、全員が副作用が起こらないとは言えないので、自分の体調としっかり向き合ってから献血を行なって下さい。

また、健康だとしても全員が必ず献血できるとは限らないので

“せっかく献血に行ったのに出来なかった”なんてことにならない為にも、しっかり確認してから行くようにしましょう。

まだ献血に行ったことのない方、興味のある方は是非、献血に行ってみてください!

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エイズ検査は保健所で!

エイズ検査目的で献血にくる人もいるらしいですが、

エイズウイルスや肝炎ウイルスの感染初期には、強い感染力を持つにもかかわらず最新の検査技術を用いてもウイルスを検出出来ない時期があり、もし検査で検出出来ない期間だった場合、輸血した患者さんにウイルスを感染させてしまう可能性があり非常に危険です!

保健所では、HIV検査を匿名、無料で受けることができます!

献血ルームでは、初めて献血を受ける方は本人確認のため、運転免許証などの本人確認書類を提示しなければいけません。

エイズ検査が目的の方は保健所で検査を受けましょう。

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自宅で人間ドックができる

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