ペット

猫の術後の痛みや病院前や車移動のストレス緩和に効果絶大!ガバペン錠の効果が凄い

スポンサーリンク

 

 

抗てんかん薬、鎮痛薬、鎮静薬のガバペン錠(ガバペンチン)

神経障害性の疼痛を和らげる鎮痛効果、また興奮しやすい猫への鎮静効果があると言われていて猫などの動物に処方されることも多いです。

※副作用が少ない薬ですが、まれに大人しくなる、ふらつく、食欲低下、嘔吐、下痢などが起こることがあります

 

我が家には16歳の老猫がいます。

大きな手術後の痛み緩和や精神安定から、大嫌いな病院前のストレス緩和など、ガバペン錠には大変お世話になっています。

様々なシーンで役に立つガバペン錠の実際の効果や使い道を紹介します。

 

スポンサーリンク

ガバペン錠の猫への効果

術後などの鎮痛効果だけでなく、最近では、抗不安薬として病院嫌いな猫に処方されることも多いガバペン錠。

病院前に飲ませてあげることでリラックスした状態で病院に行くことができます。

大体、摂取後2〜3時間で薬の効果が発揮されます。

我が家で処方された際は、病院に行く3〜4時間前に与えてあげるよう説明されました。

が、実際は薬をあげてから1時間半〜2時間後にはしっかり効果が出ていると感じました。(薬が効き始めると抱っこした時にダラーっと脱力するので分かりやすい)

一回の接種量は、猫ちゃんの体重や効き具合によって変わるので、獣医さんと相談して決めましょう。

我が家では、病院前は4分の1錠です。(効きすぎる場合は6分の1錠)

うちの猫は薬の効きがとても良いらしく(手術の時も麻酔がなかなか冷めなくてめちゃくちゃ心配した)、

その時の体重によっては4分の1錠では効きすぎてちょっとフラついてしまうことがあるので、その時は6分の1錠に調整しています♪

 

スポンサーリンク

使い道と実際の効果

術後の痛み緩和・精神安定

うちの猫は15歳の時に、乳腺全摘出と避妊手術を同時に行う大手術をしました。

大手術なので体の負担は勿論、痛みも相当強いということで、痛みを緩和するためと気持ちを落ち着かせる薬としてガバペン錠が処方されました。

 

手術後、病院に3泊4日し退院してからの4日間、ガバペン錠を半分に割って(錠剤はハサミで簡単に割れる)朝晩に分けて1日1錠

薬は大の苦手&大手術と慣れない入院で体重がかなり減っていたので、大好きなチャオチュールにガバペンを砕いて混ぜてあげていました。

 

ガバぺンの効果の凄さを知ったのは退院後4日経って薬が無くなったときでした。

 

退院後、傷口をカバーするためと傷を舐めないようにするためにガーゼをつけて包帯を巻いたりと傷口付近に触れる作業をすることが何度かあったのですが、

これまでは全く痛がる様子も嫌がる様子もありませんでした。

体のどこを触っても全く嫌がることなくゴロゴロまったりしていました。

 

それがガバペンの効果とも知らず、

なんか穏やかだなー。術後の経過も順調そうだし、痛がらないし良かった〜

と思っていました。

 

そして、処方された4日分のガバペンがなくなってから、いつものように包帯を巻き直そうとしたら

ニ”ャァァア”ァァア!!!

と激しく鳴いてちょっと怒った顔をしてます。

痛いよぉおおお!!

 

昨日までのまったりした様子もなく、体に触れようとすると嫌がります。

あの穏やかモードはガバペンの効果だったのか!!とその時初めて知ると同時に効果の凄さに驚きました。

恐るべしガバペン

 

病院に行く前に

うちの猫は冒頭から申している通り、病院が大嫌いです。

診察台に上がると

ゔぅぅゔううううぅううゔ

ニャァァァアアアア💢

と大激怒しながら鳴いて嫌がります。

病院嫌いだニャ!

(ヘタレなので、声で必死に威嚇するものの暴れたり噛んだりは全くしません。笑)

 

そんな病院嫌いなうちの猫のために病院の先生が、

病院にくる3.4時間前に飲ませてあげてくださいとガバペンを処方してくれました。

(実際は1時間半〜2時間前くらいにあげてます。しっかり効果は出ています。)

 

ガバペンを飲んでから病院にいくと、いつもより嫌がらず体を触らせているので、やっぱりガバペンは凄いなと感心してます。

それでも鳴いて怒りますが飲まない時とは違います。

 

長距離の車移動に

我が家では、実家帰省の際にはいつも猫も一緒に連れて帰ります。

臆病で警戒心の強い猫ですが、家族にはとても甘えん坊で常に膝に乗りたがるくらい寂しがり屋さん

慣れない場所は良くないかな?と、一度お留守番してもらったら、帰ってきた時に沢山吐いていて大変だったので、それ以来一緒に連れて帰るようになりました。

家族が側にいるとどこでもくつろいでくれます。うちの猫の場合は、場所が変わるよりも1人の方が嫌みたいです。

 

実家までの道のりが車で7時間ほどかかります。

車での移動のストレス軽減のために出発前に飲ませてあげるといいと先生にアドバイスをもらったので、車に乗る前も4分の1錠あげるようにしています。

薬の効果もあってか、いつも移動中の7時間(渋滞で8〜9時間かかることもある)本当にお利口にしてくれて助かります。

 

それ以外にも実家帰省の際は、猫の匂いが沢山付いているものを一緒に乗せて帰ります。(小さな座椅子や座布団や毛布など、いつも眠ったりくつろいだりしてるもの)

自分の匂いがあると安心するにゃ

 

車に乗ってすぐはいつも足元のシートの下に潜り込むのですが、暫くすると出てきて車内を探索したりシートに座って毛繕いを始めます。

餌もよく食べるし水も飲むし、トイレもしっかりしてくれます。トイレは家で使ってるトイレを荷台に積んでいます。

どこに置いてもしっかりトイレに移動してしてくれるのでいつも天才だと褒めています。笑

いつもお利口に長距離移動頑張ってくれて毎回感動と申し訳ない気持ち…

何か食べようとしたらいつもウ○チするから、トンネルの時とか窓が開けられないから悲惨だよね(笑)

ちょっとした嫌がらせニャー

 

こんな感じでガバペンには大変お世話になっています。

なくなりそうになったら病院に貰いに行ってます。

ガバペン錠は料金も1錠200円程で一度の使用は4分の1なのでお財布に優しくてありがたいです。

 

猫と帰省!猫は家につくは古い!猫は場所と人どっちが大事?
昔から"猫は場所につく"とよく言われています。 が、うちの16歳の老猫は完全に人についてます。 今は、完全室内飼いも増えて、猫を家族のように扱う飼い主も増えたことから、人につく猫も多いみたいです。 うちの猫の場合も...
タイトルとURLをコピーしました