妊娠・出産

多嚢胞性卵巣でも自然妊娠!私が体質改善の為に実践したこと【妊活】

スポンサーリンク

 

 

生理不順だと妊娠しづらいと聞いたことがある人は多いと思います。

生理不順の原因の一つである、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)。

上手く排卵が出来ないことから妊娠しづらくなると言われています。

過去に多嚢胞性卵巣と診断された私ですが、今回自然妊娠しました。

夫と「いつ子どもが出来てもいいね」と話してから約5年。

専門の病院に行こうかと予約をしていたタイミングでまさかの自然妊娠に本当に驚きました。

今日は、私が実践した体質改善方法や気をつけたことを紹介します。

スポンサーリンク

多嚢胞性卵巣症候群とは

多嚢胞性卵巣症候群とは、卵胞の成長に時間がかかり、排卵が起こりにくくなる病気です。

通常は、排卵に向けて育つ数十個の卵胞の中で、十分に成長して排卵されるのは1個のみです。他の卵胞は途中で成長が⽌まり、やがて小さくなっていきます。

多嚢胞性卵巣の場合、卵胞の成⻑が途中で止まり、たくさんの⼩さな卵胞が卵巣内にとどまってしまいます。

多嚢胞性卵巣症候群と診断されるのは、以下の3つの特徴を満たす場合です。(引用:あすか製薬株式会社HP)

① 月経周期の異常がみられる

② 超音波検査で卵巣内に発育していない卵胞がたくさんみられる

③ 血液検査で男性ホルモンや黄体化ホルモンが高値になる

多嚢胞性卵巣症候群と診断される方の特徴として

・にきびが多い・やや毛深い・肥満

などもよく言われていています。

男性ホルモンの影響により、毛深くなる、ニキビができる、肥満、血糖値上昇などの症状が出るようです。

しかし、日本では痩せ型で多嚢胞性卵巣症候群の方も多いようです。

血液検査でホルモン異常が見られなかったり、小さい卵胞が沢山ある状態のみの場合などは「多嚢胞性卵巣」と言い、3つ全てを満たして初めて診断される「多嚢胞性卵巣症候群」とは別になります。

多嚢胞性卵巣と多嚢胞性卵巣症候群は同じだと思われがちですが、違うので注意して下さい。

スポンサーリンク

多嚢胞卵巣と診断された時の症状

私は過去に何度か多嚢胞性卵巣と診断されたことがあります。

初めて診断されたのは、不正出血があり病院に行った時でした。

卵が沢山ある状態で、上手く育っていない「多嚢胞性卵巣」だと言われました。

初めての診断から約2年後にもう1度不正出血で病院にいった時も、同じく多嚢胞性卵巣と言われました。

私の場合、多嚢胞性卵巣症候群の方に多く見られると言われている、ニキビや肥満は全くありませんでした。むしろ痩せ型です。

特段、毛深くもありませんでした。腕や足は薄く、背中の産毛が気になるかな?といったレベルでした。

また、生理周期は35〜40日と遅いものの毎月生理は来ていました。(婦人科に受診した2回は生理周期が45〜50日でした)

無排卵でも毎月生理が来る人もいるそうですが、私の場合無排卵だったかどうかはわかりません。

また、血液検査の結果でホルモン異常は見られず、不思議だと言われました。

先ほど説明した通り、3つ全ての症状がある訳ではなかったので、「多嚢胞性卵巣症候群」ではなく「多嚢胞性卵巣」と言われました。

 

余談ですが、子宮頸癌検診に行った時に、さらりと子宮後屈だと言われたことがありました。

今まで何度も婦人科には行っていましたが、一度も言われたことはありませんでした。

子宮後屈だと、性行痛が出やすかったり、生理前の症状や生理痛が重くなりやすかったり、腰痛が起こりやすかったり、生理後にダラダラと出血してしまったり…など様々な症状が出る場合があると教えてもらいました。

子宮後屈と言われた際に、「妊娠しづらいとかありますか?」と質問しましたが、「それに関しては全く気にしなくて大丈夫」と言われました。

昔は不妊の原因の一つとも言われたそうですが、現在では問題なく妊娠している人が沢山いるので関係ないと言われているようです。

調べてみると、「子宮後屈の人は、性行為後にうつ伏せでいる方が妊娠しやすくなる」という情報が出てきたので、気休めかもしれませんが実践していました。

 

スポンサーリンク

多嚢胞卵巣と診断された頃の習慣

多嚢胞性卵巣と診断された頃の私の生活習慣はこんな感じでした↓

・起きる時間は昼以降(13〜15時)

・昼夜逆転することもしょっちゅうで、朝に寝て夕方に起きることもある

1日2食(昼と夜)←これは今も変わらず

・夕方起きた時は1日1食

・夜ご飯は基本的に2023時と遅い上に毎回バラバラ

・23時に揚げ物やこってりしたご飯も普通

・白米大好きでいつも大盛りorおかわり

・パン大好き

・乳製品大好き

・チョコレート、グミ、ハイチュウなど毎日食べる

・全く運動なし

・冷え性

・水だけは大量に飲む

・毎月のように不正出血(排卵期出血)がある

・生理の時に膜のようなものやドロっとした血が出ることがある

沢山食べても太らない痩せ型なことや、ニキビがあまり出来ないということもあり、これが悪いとも全く思っておらず酷い生活習慣でした。

 

スポンサーリンク

体質改善の為に実践したこと

夫婦揃って先ほどのような酷い生活を送っていたこともあり、何年も妊娠することはありませんでした。

そろそろしっかりと向き合おう!と生活習慣を改善することを決意しました。

結果的に、今回の自然妊娠に一番効果的だったのはよもぎ蒸しだと思っています。

他にも沢山気をつけたことがあるので、一つずつ紹介していきます。

・夜寝て朝起きる生活を心がけた

・白米をお茶碗小盛りにし、野菜から食べるなど順番を気をつけた

・パンをほとんど食べなくなった

・お菓子や乳製品を食べるのをやめた

・間食は基本フルーツやさつまいもで甘いものは食べない

・水の飲み過ぎに気をつけた

・適度な運動を行った

生活リズムを直して、主に食べるものを気を付けました。

水の飲み過ぎに関しては、前にネットの無料体質チェックをしたのですが、多嚢胞性卵巣の人は体質的に胃腸の働きが弱く、血や水が溜まりやすいとどこかで見たことがあり、まさに私の体質がそれでした。

他にも、不妊に良いとされるお茶を飲んでみたり、体もとても硬いのでお風呂上がりにストレッチしたり、気をつけられることを頑張りました。

食生活を変えたり体質改善を始めると、効果が出るまでに3ヶ月はかかると言われています。

実際にしばらくしてから、不正出血(排卵期出血)が出る回数が驚くほど減りました。

また、生理痛も軽くなり生理の血の質がよくなりました。

元々、肌が荒れないことや痩せていることから、その辺りの変化は特にありませんでした。

体質改善によって体の変化は見られたものの、それから1年ほど経っても妊娠することはありませんでした。

そして、下半身が冷えやすいことが気になっていた私はよもぎ蒸しを取り入れることにしました。

週に2〜3回はやりたかったので、サロンなどに通うと高くつくのでネットで簡易セットを購入し自宅でよもぎ蒸しをすることにしました。

体質改善の為に初めの1ヶ月間は2日に1回の頻度でよもぎ蒸しを行いました。

その後は週に2〜3回自宅でよもぎ蒸しを行いました。

ちょうどその頃に市から案内される子宮頸がん検診に行き、セットで超音波検査もしてもらった際に、「排卵しそう!もうすぐ排卵ですね〜」と言われ、しっかり排卵していることが分かり嬉しかったのを覚えています。

その後、よもぎ蒸しは排卵前がおすすめで、高温期にするのはあまり良くないという記事を目にし、排卵前に週に2〜3回よもぎ蒸しをし、排卵日付近から生理予定日まではよもぎ蒸しを控えるようにしました。

そして、しばらくして自然妊娠が発覚しました。よもぎ蒸しを取り入れてから約5ヶ月でした。

自宅でのよもぎ蒸しですが、サロンを開いている友人がいる知人から情報を得て、私は必要なものを楽天で購入しました。

よもぎ蒸し用の椅子にはドーナツパイプ椅子

よもぎ蒸しのマント

電気鍋

よもぎ蒸しパック

よもぎ蒸しセットも売っていますが、少しでも安く済ませたかった私はそれぞれバラバラに購入しました。

面倒な人は、よもぎ蒸しセットで買うと必要なものが全て揃っているのでオススメです。

鍋に水を半分くらい入れて、よもぎパックを入れて沸騰させ湯気が出てきたらマントを被り座ります。

熱さを調節しながら熱すぎないように、のぼせないように気をつけながら、気持ちの良い汗が出るレベルで行います。(水分補給も忘れずに)

時間は、私は毎回30〜40分程にしていました。

スポンサーリンク

妊娠した周期の過ごし方

体質改善に力を入れていた私は、毎日基礎体温を測っていました。

そして排卵日付近には意識してタイミングを取り、頭のどこかには妊活がある状態でした。

それでもなかなか妊娠に至らなかったこともあり、一度専門の病院でしっかり検査してみようかと夫と話していました。

そして、専門の病院に予約を入れていました。(人気の病院の為、次の生理終わりくらいの日程で予約が取れた)

“次の生理が来たら検査するから〜”と、その月はとても気を抜いて過ごしていました。

基礎体温も付けず、なんとなくでタイミングは取ったものの何の記録もしていませんでした。

よもぎ蒸しは妊活の為だけでなく、冷え性改善や単純に気持ちよくて好きだったのでこれまで通り行っていました。

ただ、常に頭のどこかに妊活のことを考えて過ごしていたこれまでと違い、妊活のことは何も考えず過ごしていました。

私は生理が来る時はいつも、極少量の茶色っぽい出血から数日で本格的な生理に移行します。

生理予定日頃にいつものような出血があったので、「もうすぐ生理くる〜」と夫に話していたものの、いつまで経っても本格的な生理に移行しませんでした。

何気なく測った体温も高いので、おかしいな?と思い検査してみると人生で初めての陽性が出ました。

真っ白の検査薬しか見たことのなかった私は、「私がこの縦線を見れる日が来るなんて信じられない!」と驚きが隠し切れませんでした。

仕事から帰ってきた夫に報告するも、夫もまさか今回妊娠するとは思っても見なかったようで心底驚いていました。

 

スポンサーリンク

男性側の協力

妊活には旦那さんの協力も必要不可欠です。

不妊の原因は男女50%ずつと言われているように、男性側に原因がある可能性もあります。

私がよもぎ蒸しを取り入れた頃から、夫も運動をより心がけるようになりました。

週に何度かジムやプールに通い、大好きだったお菓子も減らし、バランスの良い食事をしていました。

言われて強制的にするのではなく、自主的に行ってくれたことが良かったと思います。

また、自宅で精子の検査が出来るメンズルーペを注文して、精子の状態を見たりしました。

初めて見る時は本当に緊張したよ〜

病院に行くことに抵抗がある男性は多いので、このような自宅で出来るキットなら手をつけやすいと思います。

あまり良くない結果だとしても、日によって精子の状態は変わってくるので、何度か試してみましょう。

多嚢胞性卵巣と言われてなかなか妊娠しない頃は、何度もネットで検索したりしました。

私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。

タイトルとURLをコピーしました