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【猫の手術後のトラブル】内出血・カサブタ

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我が家の猫は、15歳の時に大手術をしました。

 

術後しばらくすると、いくつか術後トラブルが起こりました。

今回は、術後に起こったトラブルについて、原因や経過をお話しします。

 

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術後に起こったトラブル

謎のカサブタを発見

初めの異変に気付いたのは手術をした約2週間後でした。

手術したお腹ではなく、手術した場所とは関係のない横腹の毛がくぼんでいて、よく見ると毛がありませんでした。

(少し分かりづらいですが写真です↓)

その場所を近くで見てみると、何やら変なカサブタのようなものが見えました。

カサブタと言っても固いカサブタではなく、身が裂けて見えてしまっている感じというか。

ふちの部分はカサブタのような感じで、真ん中の方が身が見えているような感じというか、説明が非常に難しいのですがこんな感じです。

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膿が出ている様子などは特にありませんでした。そして痛がる様子も全くありません。

猫本人は全く気にすることもなく元気だったので何日か様子を見るも、酷くなることも良くなることもないといった様子でした。

 

ぷっくり内出血発見

その数日後、今度は抜糸した皮膚の一部が内出血のように紫にぷっくり膨らんでいるのを発見。

写真を撮り忘れていたので、まだ症状が出ていない時の写真になりますが、赤丸の部分が紫色になって、もっとぷっくりと膨らんでいました

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お腹は毎日見ていたので前の日は無かったのは確実で、横腹のカサブタのようなものも心配だったので翌日すぐに病院で診てもらいました。

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トラブルの原因とその後

紫の内出血の正体

抜糸跡のぷっくり膨らんだ内出血の正体は皮下に漿液(しょうえき)が溜まっているとのことでした。

漿液(しょうえき)とは細胞または毛細血管から自然又は炎症の際に滲出(しんしゅつ)する液のことです。

猫や犬の皮膚には、皮膚と筋肉の間に皮下組織という部分があり、術後にその皮下部分に漿液が溜まってしまうことがあるようです

漿液は注射器のようなもので抜いてもらってすぐに無くなりました。

治療にかかった料金は1,080でした。

今回、抜いた漿液の量は5cc程でしたが、大きめの犬などで、多い場合は120ccほど溜まっている時もあるみたいです。ビックリです。

 

カサブタの正体

そして、横腹のカサブタのような物体の正体は、

手術の時に投与する点滴や注射に含まれる抗生物質が、猫の体には異物だと判断され、その抗生物質に反応して炎症が起こる場合がある

とのことで、原因はそれだと思いますと言われました。

今回のように、点滴や注射に敏感に反応してしまう子もいるとのことで、今後点滴や注射をする場合は、打つ場所や薬の種類を考えるように考慮してくれるとのことでした。

手術時の麻酔も、すごく深くかかったみたいだし、日頃薬を飲む時も効きやすいと感じることがあるので納得しました。

膿んだり酷くなる様子もないので、このまま放置しておいて大丈夫。そのうちカサブタが取れると思います。と言われたので、引き続き様子を見ることにしました。

 

カサブタのその後

ずーっと様子が変わらないまま、カサブタ発見から約2ヶ月が経過しようとしていました。

なかなかカサブタ取れないな〜と思いながら、ある日ふと見ると、カサブタがペローンと取れかかっていました。

そして数日後、カサブタに触れるとポロッと取れました!!!

なんか、すごい…!!!

無事に取れて一安心です。

カサブタのあった場所は部分ハゲのようになっていて毛は生えていません。

ですが、少〜しずつ生えてきているので、何年後かには元通り毛が生え揃ってくれていることを願います。

 

それ以降は、変わったトラブルもなく毎日元気に過ごしています。

以上、術後トラブルについてでした。

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