あおぞら銀行bank支店と住信SBIネット銀行
どちらも目的別口座を作れることからお金の管理がしやすくとても人気です。
両方の銀行を実際に利用してそれぞれのメリット・デメリットが分かってきました。
どちらの銀行を開設しようか迷っている方の参考になるよう、それぞれの銀行の特徴を徹底比較します。

私は両方使ってみて、住信SBI銀行が便利で好きだな〜。(金利は良くないけど💦)
とにかく貯めたい!貯金と目的別がメイン!って人はあおぞら銀行bank支店、目的別貯金だけじゃなく普段使いもしたい!振込やATMも利用する!って人は住信SBIネット銀行がオススメ!
今からそれぞれ詳しく説明していくよ♪
目的別口座の比較
作成できる口座の数
20個
10個
自動振替機能
あおぞら銀行bank支店、住信SBIネット銀行ともに目的別口座への自動振替機能があります。(どちらも手動振替も可能です)
日付指定
→10・15・20・25日から選択
また、毎月の自動振替とは別に、デビット積立機能があり、デビットカード利用額の○%を目的別に自動で振替できる設定もあります。
例えば、デビット利用の1%を目的別口座①に振替設定しておくと、デビットカードを使って10,000円の買い物をした場合、即座に目的別口座①に100円振替されます。
→自分で好きな日付を指定可能。さらに毎日、毎週、毎月と選べます。
金額指定
→1,000円単位(自動振替の場合。手動で振り分ける場合は1円から可能)
→1円〜好きな金額
引き出し
あおぞら銀行bank支店の目的別口座は一部引き出しが出来ません。
引き出したくなった場合は一度全額を普通預金口座に振り替えるor解約する必要があります。

貯めた金額の一部使いたいだけでも全額振替の必要があるのがデメリットだね💦
住信SBIネット銀行は好きな金額を指定して振り替えることができます。

住信SBIネット銀行アプリより
目的別口座→代表口座(普通預金口座)だけでなく、別の目的別口座の振替も可能になります。
[目的別貯金]使いやすいのは?
どちらも良さがありますが、私は住信SBIネット銀行の目的別口座の方が便利で使い勝手がいいと感じました。
以前は住信SBIネット銀行は自動振替機能がなかったり目的別口座も5つまでしか作れませんでしたが、今はその点も改善されました。
1円単位で金額が設定出来る点や自動振替を毎日毎週毎月から好きな日付を選べる所も便利です。
それに目的別口座から一部引き出しが可能なので必要な額を振替出来る分、目的別口座の項目も少なく済みます。
例えば、全額振替になってしまうあおぞら銀行の場合は、(全額普通預金に振り替え→使わない分をまた手動で目的別口座に戻す必要があるのでそれを防ぐために)
自動車税・自動車保険・車検とそれぞれに作る必要があるのに対して、
住信SBIネット銀行の場合は、必要な額を振り替え出来るので
車関連
と一つの項目にまとめることができます。

私は住信SBIが良いと思ったけど、人によってはあおぞら銀行の方が合う人もいると思います!

出来る限り細かい項目に分けて管理したい!という方は20個まで作れるあおぞら銀行の方がいいかもしれないね!
金利の高さ
金利の高さは圧倒的にあおぞら銀行bank支店の方が良いです。
普通預金、目的別の貯蓄預金共に0.2%という高金利
定期預金も1年0.2%、その他の期間も0.15%と高金利です。(2021.8月時点)
一方の住信SBIネット銀行は0.001%とその差は歴然です。
SBI証券と連携させたSBIハイブリッド預金が0.010%、円定期預金は0.020%と金利が少し上がるもののあおぞら銀行には到底及びません。(2021.8月時点)

基本的に住信SBIネット銀行は金利は低いけど、たまにキャンペーンで1年定期が0.13%などやってるときがあるよ!
ATM手数料・振込手数料
各種手数料に関しては、住信SBIネット銀行が圧倒的に良いです。
ゆうちょ銀行のATMがいつでも無料!
なので決して悪くはないのですが…21時までしか使えない(場合によっては18時まで)、コンビニなどでは無料で使えないところが少しデメリットです。(セブン銀行で入金だけは無料です)
そして何より振込手数料の無料条件や回数がかなり厳しいです。
・VISAデビット機能付きキャッシュカードでデビット機能を1回以上利用で翌々月1回無料
・残高が500万円以上で翌々月1回無料
・当行全店の投資信託残高有りで翌々月1回無料
最大でも月に3回までしか振込手数料は無料になりません。
一方の住信SBIネット銀行は、条件によっては最大20回ずつ振込手数料やATM手数料が無料になります。
利用できるATMもゆうちょ銀行に加えてコンビニなども24時間利用できます。
またキャッシュカードを持っていなくてもスマホでATMで引き出し可能な所も大変便利です。(セブン銀行とローソン銀行のみ)
スマート認証NEOといって、アプリの生体認証(またはPINコード)を行うだけで、振込手数料とATM手数料共に5回ずつ無料になります。

生体認証(もしくはPINコード設定)したら完了!すごく簡単にできるよ!万が一それを行わなくても、初めから振込手数料1回無料、ATM2回無料だよ。
月末残高が300万円以上や給料振込口座に指定する+デビットカード利用など条件クリアするとそれぞれ10回ずつ無料になります。(詳しくは下の図ランク3参照)

住信SBIネット銀行公式サイトより
そしてもう一つ便利なのが、定額自動振込機能があり最大10件まで登録できるので、毎月決まった振込がある場合にとても便利です。
24時間即時対応
ネットで24時間手続きはできるものの、実際の入金・振込は当日の15時以降は翌日扱いになります。(他行)
土日祝を挟む場合は翌週です。
(あおぞら銀行同士の場合は24時間利用可能との記載あり)
24時間、土日も対応しているので即時に入金されます。
例えば、金曜日の16時に振込手続きを行うと住信SBIネット銀行では即座or数分〜数十分で完了するのに対してあおぞら銀行では翌週月曜にしか入金されません。

これは実際に使っていてとても不便に感じている点です💦
デビットカード還元率
デビットカードの還元率は0.25〜1%です。

あおぞら銀行公式サイトより
1%の還元を受けるためには半年で60万円以上(毎月10万円程)利用しなければいけません。
半年で15万円未満(月々2.5万円程)だと0.25%と低くなります。

ドンっと大きな買い物をする場合はいいかもしれないね
デビットカード還元率は、MasterCardで0.8%、VISAで0.6%です。
(年会費のかかるMasterCardプラチナムの場合は還元率は1%です。)
あおぞら銀行では利用額に応じて低くなるので、半年で60万円未満(月10万円以下)の利用額の場合は住信SBIネット銀行の方がお得になります。
初期設定・各種手続き
口座開設から初期設定、各種手続きは住信SBIネット銀行の方が圧倒的にわかりやすいです。
あおぞら銀行bank支店は設定することが多くて本当にややこしいです。
それぞれキャッシュカードの暗証番号やデビットカードの暗証番号とは別に、
住信SBIネット銀行ではログインID・パスワード・取引暗証番号・PINコードの設定が必要です。
あおぞら銀行bank支店ではログインID・パスワード・取引暗証番号・トークン利用パスワード・アプリ暗証番号・デビットコールセンター用パスワード、秘密の質問と答えの設定が必要になります。
途中で何が何だか分からなくなるのでメモ必須です。

途中でやめたくなったよ💦本当何が何だかわからなくなるよ〜💦
各種手続きに関しても、例えばキャッシュカードの暗証番号を変更したい場合、住信SBIネット銀行の場合はネットで簡単に完結します。
一方のあおぞら銀行は電話orATMでの操作が必要です。
口座を解約したい場合も住信SBIネット銀行はネットで完結に比べ、あおぞら銀行は電話→書類を提出しなければいけません。
あおぞら銀行は他のネット銀行に比べてネットで完結できることが少ないという印象です。
まとめ
以上、あおぞら銀行bank支店と住信SBIネット銀行の比較でした。
絶対にこっちが良い!ということはなく、使う人の求めるもの、目的によってどちらが良いかは変わってくるので、ご自身の目的に合わせて便利な方・使いやすい方を使ってみてください。
貯金目的という方に関しては、圧倒的に金利が高いあおぞら銀行bank支店をオススメします。
普段使いしたい、資金移動や振り込み、ATMも利用する、金利は特に気にしない方は使い勝手の良さは圧倒的に住信SBIネット銀行だと感じるので、そちらをおすすめします。
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